ふたたび旅(アフリカ編 たびタビ旅part2)

約2年4ヶ月の旅(http://zensin.jugem.jp/)からはや5年あまり。もう行かないはずだったのに、3回目の長い旅へ…。我が旅人生堂々の3部作完結アフリカ編!!…のはずです。

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日本に入国した後は、電車に乗って梅田に向かいます。もちろん自分が住んでいる国なわけですけれど、10ヶ月あまり海外で旅生活を送り帰ってくると、なんとも変な違和感があります。まず当たり前のことなんですが、町の標識や看板が全て日本語ですんなりと読めること。いや~日本ですね。意味もなくにやけてきてしまいます。

電車に乗ると、人々がまっ黒です。もちろんアフリカより肌の色が黒いわけではありません。ちょうど夕方の帰宅時間に重なったため、スーツ姿の人がたくさんいて、そのため黒く見えるわけです。これだけたくさんのスーツ姿の人を見たのも久しぶりですね。

そして、女の子が可愛い。いい意味で化粧もすごくうまいです。日本人女性が世界でもてるってのも分かりますね。お尻もすっごく小さい。これならバスの席で隣になっても問題なしです。

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見慣れたはずの梅田の街も新鮮に映ります。まだまだ旅気分。思わず写真を撮ってしまいます。こんな街角で写真を撮っているやつなんてはたから見たら変ですよね。

そして、街を歩いてふと感じたこと。ここは危険じゃないのです。大通りはもちろん、細い路地に入ったとしても大丈夫。こんなにどうどうと無防備に歩いたのはいつ以来でしょうか。財布だってズボンの後ろポケットに入れても大丈夫でしょう。アフリカでは、特に大都市では、なるべく夜は出歩かないようにして、歩いたとしても細心の注意を払ったものです。やっぱり日本ってすごい国ですね。

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さてさて日本に帰ってきた時の最初のお楽しみ……。それは、食べ物!!旅中は、日本に帰ったらまず何を食べようかということをたまに考えるものです。たくさん食べたいものがありすぎて困ります。記念すべき一食目はいったい何にしよう。

ケンタッキー!!……ではもちろんありません。多分、1年は食べることはないでしょう……。

そして、僕が選んだ物は……。





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寿司になりました!!まあ、面白味がないと言えばそうなんですが、やはりこれしかないでしょう。ケープタウンでも寿司を食ったことは食ったのですが、やっぱり本場日本は違いまっす!!魚だけでなく貝などもありネタも豊富!!う~ん、美味い!!これぞ日本。目を閉じ一人うなずきながら、しみじみと味わってしまいます。帰ってきたなあ。

そして、食事の後はデザートが待っています。僕が日本に帰ってきて、前回もすぐ食べた物があります。やはり日本のデザートと言えばこれしかないでしょう。

それは……。







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シュ~~~~クリ~~~~~ム!!!!!

このとろけるような甘いカスタードクリーム。そして、100円ほどの値段で、その場で食べられるという手軽さ。もうたまりません。シュークリームなんて世界のどこにでもありそうなもんなのですが、海外で売っていないのです。こんな素晴らしい物を簡単に食べることができる日本ってなんて素敵な国なのでしょう。

日本の素晴らしさを再確認できること。それもまた旅の素晴らしさかもしれませんね。


そして、家に帰り久しぶりに体重計にのりました。いや~驚きました。前にも述べたことがあると思うんですが、長旅をすると男はたいては体重が減るのです。僕もこれまでの旅では減っていました。そして、今回日本を出た時が78、9キロで途中エチオピアで計った時は77キロほどになっていたので順調に減っていると安心していたのです。それにアフリカの飯はそんなに美味しくないので食べ過ぎることはないだろうと。しかし、アフリカの人々の、特に南部アフリカの人々のでっかく太った身体を見て気づくべきでした。いや、そのことは僕自身うすうすは感じていたのですが……。腹部にたっぷりとまとわりついた肉を眺めつつ……。

その体重は……83キロ!!恐るべしアフリカのフライドチキン攻撃!!いや~これは辛い。日本に帰ると日本のバランスのとれた料理で自然と体重が減る人もいますが、残念ながら僕は美味しい日本の食べ物をたくさん食べ過ぎてしまい体重が激増してしまうのがいつものパターン。いやいや困ったもんですね~。



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旅をしていると夕焼けなど空を眺めるのが仕事って感じになってきてきます。そして、旅の間に見る空はやっぱり綺麗で、なんかしみじみとした気分になり幸せだなあと思います。そんな時にはやっぱり旅に出て良かったなと思うわけです。しかし、日本に帰ってみると、日本にもやっぱり綺麗な空はあるわけです。別にわざわざ遠い外国に行く必要もないのです。でも忙しく過ごしているとそんなことになかなか気づく余裕も時間もなくなってくるのですよね。普段の日常生活を送っていても小さな出来事や風景に気がつき楽しめる余裕を持って生きていければいいのにな……といつも思うのですがね。




 
もうこれが最後これが最後と言い続けてやってきた旅。今回こそ本当に最後の長旅のつもりでした。僕は学生時代に初めて一ヶ月ほど東南アジアをバックパッカーとして旅して以来、合計すると5年ちかく世界を旅をしてきました。その間に訪れた国と地域は80あまり。いや~なんとも中途半端な数字ですね。世界には200ヶ国ちょっとあるといいますから、その半分も訪れていないのです。世界が広いのか、僕がのんびりしすぎているのか。それでもまだそんなにもたくさん旅する場所が残っていると考えると嬉しくもなってきますね。はたしてこれから僕がまた旅することがあるのか?自分でもよく分かりませんが、とりえあえず……。





それでは、また!!

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ケープタウンを発って新たなる国へ出発します。今日も快晴!!爽やかな朝です。

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市バスに乗って空港に向かいます。このバスは乗っている時間は20分くらいなんですが、800円くらい取られます。南アフリカ、物価高いです。

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空港に着いて、消費税還元の手続きを行います。けっこう面倒な手続きかなと思っていたのですが、あっさりと5分ぐらいで終了しました。お金はどんな方法でもらえるのかなと疑問に思っていたのですが、使い捨てのマスターカードのカードをもらいました。これで南アフリカ国外のATMで下ろせるみたいです。便利ですね。

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南アフリカのお金も余っていたので、昼食をとります。何を食べようか迷ったのですが最後もケンタッキーでしめることに。もうしばらくフライドチキンは食べないです……。

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今回、利用する航空会社は、エミレーツ。ここ最近急成長している話題の会社ですね。サービスも良いらしく楽しみです。

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よく分かりませんが、機体も多分最新式の飛行機ではないでしょうか。天井も高く感じ、開放感を感じます。そして、一人一台モニターも用意されています。嬉しいことに観ることができる映画もたくさん用意されています。ウィントフック~ケープタウン間のバスで映画を観れなかった恨みをはらすべく?映画を観まくりました。ドバイで乗り継いで合計すると18~19時間くらい飛行時間でしたが、その間に6本観ました。いや~我ながらよく観たもんです。これなら30時間でも乗って入れそうです。

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機内食もかなりレベルが高いです。そんなに経験はないですが、細かい所まで手がこんでいて今までで一番美味しかったようなような気がします。

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そろそろ着きそうです。下に陸地が見えてきました。

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お~なかなか発展している国ですね

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しかし、なんとなく見たことがあるような……。

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着陸で~す!!そして、飛行機はゆっくりと空港建物へ向かって進んで行きます。

そして、とうちゃ~く!!




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窓の外に見えるのは日本航空の飛行機。そして、関西国際空港の建物であります。

そう!!僕は日本に帰ってきたのであります。帰ってきちゃいました!!なんか自分の中でもまだ心の準備ができていないのですが、日本なのです。

実はケープタンからはモロッコにいくつもりでした。そこから来年3月下旬くらいまで西アフリカを旅する予定だったのです。そのため既にモロッコ行のチケットも購入していました。しかし、ケープタウンに戻ってきたその日、家庭の事情のため急遽日本に帰らなくてはならなくなったのです。ですからその日の夕方には日本行のチケットを取り、次の日の13時半の飛行機に乗り日本に戻ってきたのです。

なので帰ろうと決めてからわずか40時間後には日本に着いたことになります。アフリカというと日本から遥か彼方というイメージがありますが、こう考えるとかなり近いもんですね。世界って広くて、狭いのです。そして、狭くて、広いのです。


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飛行機から降りて入国審査です。いつも入国審査の時は多かれ少なかれ緊張するもんですが、さすがに日本に入国する時はなんとも思いません。さらっと通過。いや~日本に帰ってきましたね。いや、まだ早まってはいけません。後一つ手続きが残っています。それは……税関の荷物検査!!

荷物検査は普通の短期旅行者にとってはただ形式的に通過するどうってことのないものです。しかし、長期のバックパッカーにとっては少々厄介なものでもあります。やはりバックパッカーは海外で大麻などをやっているというイメージが強いのか、けっこう厳しく荷物検査をされることがあります。しかし、今まで僕は体の芯からあふれ出る育ちの良さからか、ほとんどいつも軽く質問されて、たまにちょっとバックパックをのぞかれるだけで通過していたのです。

今回もそういうつもりでバックパックを台の上に載せると、そこにいた係員は「すいませんが、荷物をじっくり見せていただきたいので別室に来ていただけますでしょうか。」って言ってきます。

な~に~!!別室送りだ~!!??おいおい僕のどこがいったい怪しいっていうんだ!!こっちは急いでるんだ!!……と言いたいところでしたが、僕も大人なんで黙って従います。

部屋に入ると、そりゃ~見事なまでに荷物を調べられました。バックパックの中身を全て出され、その全てを開けて一個一個調べていきます。お土産に空港で買ったチョコレートはx線で調べるとか言って、どっかへ持って行っちゃったくらいです。向こうはあくまでも下手に下手に丁寧に接してきますが、その不自然さにちょっとイラッときます。でも、これが向こうの仕事なんで仕方がないと言えば仕方ないのですがね。

そして、30分ほど調べられた後、開放され、今度こそ日本に帰ってきましたよ~!!


……ということで、僕の旅はこれにて終了になります。あまりにも唐突な終わり方だったので、僕の中でもまだ整理しきれていない部分もありますが、とりあえずこれで終わりです。10ヶ月あまりの旅でしたが、大きなケガや病気、強盗にあうこともなく旅してこれたことに感謝したいと思います。そして、僕の相手をしてくれて、助けてくれて、かかわってくれたアフリカの人々にも感謝!!出会った旅人にも感謝!!はっきりいってアフリカを旅することに対して全く期待していなかったのですが、けっこう楽しむことができました。やはり行ってみて自分で体感しないと分からないってこともありますね。そして、やっぱり「旅」っていいのです。

そして、最後にこのブログを読んでくれた方、ありがとうございました。この旅を始めた時は毎日書くなんて全く考えてなかったのですが、なんとなく毎日書き続けることになり、最後は義務感でというところもありましたがなんとか最後まで続けることができました。自分でも書いていて内容もなくつまらないな~っと思う時もありましたが、少しでも旅の面白さ、アフリカの雰囲気を味わってもらったなら幸いです。


それでは、また!! (後、一回だけ書きます。)

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再びケープタウンに戻ります。次の目的地としてモロッコを考えていて、ナミビアから飛行機で飛ぼうと考えていたのですが、ケープタウンから飛ぶとどのくらいの金額になるか調べてみると、なんと1万円ほども安かったのです。ウィントフックからケープタウンまでバスの料金が7千円ほどなので、それを差し引いてもケープタウンから飛んだ方が安くなります。しかも、この前ケープタウンでデジカメを買ったのですが、その代金の内消費税分を空港で還付してもらうことができるのです。その額は5千円ほどです。なのでケープタウンから飛行機の乗ることにしたのです。もちろん、ケープタウンは居心地よく、もう一度寿司でも食いたいなという気持ちもありましたので。

今回のバスは前回よりも安い会社のものです。その分、座席も狭くなりますが、いつもすいているため一人二席を使えると聞いていたので、それなら快適に行けるなと安心していました。しかし、この日は祝日のためかかなり混んでいて、ほぼ満席。僕の隣にもおばちゃんが座っていました。うまくいかんね~。

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このバスにはテレビが付いているため、映画を観ることを楽しみにしていました。行きも同じバスに乗ってきたナミビアでレンタカーを一緒に乗ってきた二人に話を聞くと、「スパイダーマン」とかを流してくれたようです。帰りはなにを見せてくれるのか楽しみです。席もテレビ画面が見やすいところに座ります。

なにかな、なにかな、ワクワク、ワクワク、いつ始まるのかな~。

しかし、いつまでたっても始まりません。もう数時間も走っているというのに。どうやら放映はないようです。長いバス移動になりそうです……。

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映画が流れないので、本を読むか、寝るくらいしかすることがありません。それと食べることが楽しみですかね。バスは夕方6時に出発して、22時間くらいかかるので次の日の夕方4時くらいに到着する予定です。12時になりそろそろお腹がすいてきました。さてさて何を食べようかな。朝飯はお菓子を食べたくらいなのでフライドチキンでもがっつりと食いたいかな。……と考えていましたが、なかなかバスは休憩に止まってくれません。13時を過ぎても止まりません。果たしていったいいつお昼休憩をとるのだろう。お腹がすいているだけに、イライラしてきますね……。

仕方ないので、窓の外の景色を眺めていると、なにやら見たことのある山が遠くに見えてきます。

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おお~あれはテーブルマウンテンだ~!!ということはもうケープタウンに着いたのだ!!時間は14時。予定よりも2時間も早く着きました。これは嬉しい誤算です。

そして、やっぱりケープタウンはいいです。きれいです、落ち着きます。う~ん、寿司が僕を待っている!!



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