二日目は太陽の昇る前である朝5時くらいに車に乗り込み、再び砂漠を目指します。
昨日見たDUNE45には既にここで日の出を見ようとする観光客が登っているのが見えます。しかし、僕らはここに寄らず先に進みます。
しばらく走ると舗装道路が終わります。ここから先は4WDの車しか入ることができません。なので駐車場に車を止め、そこから100ND(約1100円)払い国立公園が用意している4WD車に乗り換えます。ドライバーはハンドルに頭をもたれかけさせ熟睡していましたが……。起こしてごめんね。
寝ていたところを起こされ機嫌の悪いドライバーですが、それでも僕らを乗せて更に奥へと進んでくれます。
そして、10分ぐらいして着いたのが、本日の最初の目的地「デスフレイ」です。
砂丘の上の方に既に人がいるのが見えます。
僕らもさっそく登りはじめます。
朝日に照らされたナミブ砂漠はほんと綺麗です。
たくさんの歩いた足跡がついているので、昨日よりは歩きやすいです。
上に着くと、そこで持ってきていたパンを食べます。安いパンですが優雅な朝食です。
下を見下ろすと白い大地が見えます。実はそこがデスフレイと呼ばれる場所なのです。
朝食を食べ終わると、さっそく斜面を駆け下ります。
これがデスフレイ!!昔、オアシスであった所が干上がった場所です。立ち枯れた木がたくさん残っており、白い土の地面、赤茶色の砂丘、青い空とともになんとも不思議な光景を見せてくれます。
記念撮影~!!さてさて僕はどこにいるのでしょうか?
デフスレイを堪能した後は、反対側にある「ソスフレイ」と呼ばれる場所へ歩いて移動します。ここもまた登ります。
ああ~なんて綺麗な形の砂漠なんでしょうか。
上がるとそこからは果てしなく続く砂漠を見ることができます。
こっちはデフスレイに比べると訪れる人の数は少ないように感じましたが、砂漠の景色を堪能するならこっちの方が素晴らしいですね。
そして、ここも下りる時は、駆け下ります。気持ちい~い!!
砂漠を十分堪能して、キャンプ場に昼過ぎに戻ります。いや~今日は良い一日だったね~後はのんびりしたいね~っていうところなんですが、今はレンタカーの旅の途中。テントをしまい、これから次の目的地へと移動しなければならないのが辛い。
そして、本日は最初からずっと未舗装の道がひたすら続きます。怖い、怖い、怖い。そして、午前中の疲れがじわりじわり僕の身体を蝕み、眠気まで襲ってきます。
対向車とすれ違うと砂煙で視界が真っ白になり、これまた怖い。
4、5時間くらい走った後でしょうか、目的地スワコップムンに近づくとようやく舗装道路。快適!!120キロ(法定速度です)でアップダウンの激しい道をぶっ放す。
そして、夕方5時半にスワコップムントにとうちゃ~く!!一番難易度が高いと思われる今日も、俺たちは生き残ったぞ~!!