ようやくケープタウンを発つ日がやってきました。なんと11泊もしてしまいました。宿でもいいメンバーに恵まれたし、ほんと居心地の良い街でした。アフリカ縦断の旅の精神的な疲れがとれたような気がします。
向かう先はナミビアの首都のウィントフックです。バスで24時間の道のりになります。長いぞ!!バス会社はバス会社の中でも一番高級とされているインターケープという会社です。マダガスカルに飛行機で往復した時、再び南アに入国する時にもしかして出国用のチケットの提示を求められるかもしれないと考え、念のためこのナミビア行のバスチケットを前もって押さえておいたのです。それがケープタウンに11泊もした要因の一つではあるのですが。
料金は僕が2ヶ月弱前にネットで買ったときは780ランドほどだったのですが、直前にはなぜか1400ランドまで値段が上がっていたので結果的には良かったのかな。
バスは朝10時に出発します。車内はほぼ満席でした。僕の隣の席はまたまたケツのでっかいおねえちゃん。圧迫感ありまくりです。しかし、席幅がゆっくりしているのでそれほど窮屈ではありません。
車内のテレビでは映画などが流れますが、キリスト教の伝道師の話やそれに関する道徳的な映画やドラマなのでクソつまらないです。それではウォークマンで音楽でも聴こうとするとなぜかうまく充電できていなかったようで電源が入りません。24時間は長い……。それでもいつの間にか寝ておりましたが。
道中の景色は荒れ果てた荒野が続きます。町らしい町はほとんどありません。時々ガソリンスタンドやちょっとした商店や食堂があるサービスエリアのような場所があるだけです。
8時頃になり日が落ちてきました。しかし、まだ国境にも到達しておりません。まだまだ到着までは時間がかかりますが、けっこう寝て過ごしていることもありそれほど長くは感じません。しかし、昼間にこんなに寝ていたら夜に寝ることができるかちょっと心配にはなります。
休憩したガソリンスタンドでは、なぜかウサギが売っていました。30ランド(約330円)でした。可愛いいね~。子供も興味津々。
国境越えは時間はかかりましたが、なんの問題もなく終了。バスはウィントフックに向けひたすら走り続けます。そして、心配していた寝ることができるかどうかなんですが、やっぱりぐっすり眠っていのでした。
そして、朝9時半にウィントフックに到着。なんかひたすら寝ていたような気がします。普段、宿とかで寝る時は、何故か6時間ほどしか眠れなくなっている僕ですが、寝にくいはずのバスでは長くねることができる。不思議なもんですね~。
まあ、そんなことでアフリカ20ヶ国目ナミビアの旅が始まります!!