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レンタカーで二日間のドライブを終え、僕は少し自信のようなものを感じていました。意外と未舗装の道の運転も問題ないのではないか、思っていたほど道もそんなに悪くはないじゃないか、これなら事故ることもなく大丈夫だろう……と。

しかし、昨夜宿に着いた時に、その考えは脆くも崩れ去ります。宿には日本人が数人滞在していました。話を聞くと、明日僕が行こうとしているルートで、数日前に事故を起こしたということです。車は2回転したそうです……。一人は骨折の重傷。スピードは60キロほどしか出していなかったらしいのに。更に話によると同じ道で一週間前にドイツ人も同じような事故を起こしたらしい……。

明日もめちゃくちゃやばいじゃないか~!!さっきまでの自信もどこへやらで、一気に恐怖心が湧きあがります。明日は無事、一日を終えることができるのであろうか……。


そんな気持ちで今日、観光にでかけることになります。スワコップムント周辺を観光する予定です。もちろん昨日の自信はどこへやらのかなり安全運転を心がけます。事故が遭ったと聞いた場所は、時速20キロとか30キロで進みます。

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そして、最初の目的地の「ムーンランドスケープ」。その名の通り月面に似ているということでその呼び名がつけられた場所です。

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宇宙遊泳をしているつもり……ということで。

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心配していた道路の状況ですが、実際走ってみるとこんな所で事故を起こすか?という感じの意外に起伏のない走りやすそうな道です。話を聞いていなかったら僕もけっこうスピードを出してしまうかもしれません。だから危ない道ということなのでしょうか。

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次に訪れた場所はここ!!

柵に囲まれた中にあるのは……。

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こいつです!!これはヴェルヴィチアと呼ばれる植物なのです。こいつの何が凄いかというと、なんと1500年あまりも生きているらしいのです。まあ、見かけはしょぼいのですが……。

そして、次はウォルビスベイというスワコップムントから車で30分ほど南に行った所にある町に移動します。

そこに行く目的は……。

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こいつ!!フラミンゴ~!!今までケニアとかで見ようとしたけど見れなかったフラミンゴ。ようやくここで見ることができました。

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しかし、事前に聞いていたよりも圧倒的に数が少ない。しかもカメラの望遠を利用するとそれなりの大きさに見えるが、かなり遠くてちっちゃくしか見えない。訪れた時期が悪いのでしょうか。つくづくフラミンゴ運のない僕であります。

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そして、次に訪れたのはウォルビスベイの郊外にあるDUNE7という砂漠。ここはこの前訪れた砂漠と比べると、砂の色が白っぽいです。しかし、その大きさはなかなかの迫力です。

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そして、やっぱりここでも登るのです。

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いや~砂漠ですね~。もう見飽きた感じもあるのですが、このナミビアの旅では最後の砂漠観光となるので、そう思うとちょっと愛おしい感じもします。

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座って遠くを眺める若い二人。いった何を考えているのでしょうか。日本の将来について……いやいや今晩、何を食おうかなだろうな。

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下を見ると僕らの車も小さく見えます。そして、下りはいつものように斜面を駆け下ります。今回は競争です。

結果は……。

僕がいちば~ん!!

まだまだ若いもんには負けん!!……って言っている時点でおっさんですが。



こうしてこの日もなんとか無事に過ごせたのでした。明日からは道もよくなるみたいなのでもう今度こそ大丈夫と思ってもよいのかな?