フエサイからメコン川を挟んだ対岸にあるタイ、チェンコンに行きます。
川岸にあるイミグレでラオスの出国手続きをした後、渡し舟に乗り川を渡ります。
こんな国境の越え方も旅情緒があっていいものです。
そして、同じく川岸にあるイミグレで入国手続きを済ませます。
これでタイに入国!!
この旅はタイから始めたので、簡単ではありますがぐるっと地球を一周したことになります。
飛行機、バス、船などを使い、我ながらよく移動したもんです。
そして、約2年ぶりのタイ、やっぱりいいですね。
なんかほっとします。
外国に旅しに来たというより、むしろ「帰ってきた」という言葉がぴったりきます。
僕はタイ語も話せないし、それほどタイに詳しいって訳ではありません。
それでもタイにはほっとさせる何かがあるのです。
クーラーが効いたコンビニがあるからなのでしょうか
何もない静かなラオスから来ただけに、その発展ぶりが安心させるのでしょうか。
それとも微笑みの国と呼ばれる、人々の笑顔のせいなのでしょうか。
僕も自然と笑みがこぼれます。
バスでチェンコンからチェンライを経由してチェンマイに行き、そこで宿をとります。
チェンマイの町は日曜日の晩ということで、サンデーマーケットが開かれており大勢の人で賑わっています。
チェンマイはたくさんの寺院があるタイ北部観光の中心地だけあって、観光客向けのホテル、飲食店、土産物屋がたくさんあります。
そして、それらに挟まれるようにしてこれまたたくさんのマッサージ屋があります。
そう、タイと言えば、やっぱりタイマッサージなのです。
僕の中ではこれがタイの楽しみの半分以上を占めていると言ってもいいかもしれません。
さっそく旅の疲れ?を取ってもらうべく、マッサージ屋に行きます。
僕を担当してくれるのは、小太りのおっちゃん。
気の弱そうな頼りなさそうなおっちゃんです。
上手いのか?
ちょっと嫌な予感がしますが、このおっちゃん、上手い上手い。
厚い手の平を使い絶妙な力加減で揉んでくれます。
いや~極楽、極楽。
あ~帰ってきましたね。