町の西部にある中華街チョロン地区に行きます。
中華街といっても、日本のような中華料理店がずらっと並ぶといった派手な場所ではなく、ただ中華系の人々が多く暮らす下町って感じの場所です。
市場やお寺を見たりして街を散策します。
活気がありおもしろいです。
人々も笑顔を見せてくれ、フレンドリーです。
これにはちょっと驚き、ちょっと嬉しく思いました。
と言うのも、ベトナムに入国して以来、なんかベトナム人は冷たいなぁと思っていたからです。
物を売ってくる人は、なぜか強気に買えよ~と目を三角に吊り上げて迫ってきます。
こっちがいらいないよ~とわざわざ笑顔で応えても、ふん、なんで買わねぇえんだ、みたいな顔をしてニコリともしません。
なんとも言えない圧迫感があります。
笑顔が気持ちの良いカンボジア、タイとはえらい違いです。
隣の国だというのにこの違いはいったいなんなんでしょう。
それが、ここ中華街では笑顔を返してくれるのです。
あまり観光客を相手にしない人たちだからでしょうか。
とにかくベトナム人もいいじゃないかと少しほっとした一日でした。
しかし、まさか曲がりなりにも中華と呼ばれる地区でそんな思いをするとは‥‥。