ふたたび旅(アフリカ編 たびタビ旅part2)

約2年4ヶ月の旅(http://zensin.jugem.jp/)からはや5年あまり。もう行かないはずだったのに、3回目の長い旅へ…。我が旅人生堂々の3部作完結アフリカ編!!…のはずです。

カテゴリ: マレーシア2

DSC00005

いよいよ出発。関空16時50分発マレーシアのクアラルンプール行きに乗り込みます。なぜマレーシアなのか。とりあえず東南アジアのどこかに行くと決めていたので、タイでもインドネシアでもベトナムでも良かったのです。それではどうして?それは、エアーアジアが飛んでいるからなのです。今では日本にも多くのローコストキャリア、略してLCC、日本語で言えば格安航空会社が就航しています。台湾、ソウル、香港などにも飛んでいますが、東南アジアとなればエアーアジアになるでしょう。

このエアーアジアはもちろんその値段の安さが魅力なんですが、今回僕が買ったチケットは片道の関空~クアラルンプールでなんと13800円!!なのです。もちろんサーチャージや税金など全て込みです。13800円ぽっきりなんです。そんなこと言って、後で怖いお兄さんが出てきて法外な値段を請求されることももちろんありません。

13800円と言えば日本国内で考えても、新幹線で大阪から東京に行くよりも断然安いです。そんな値段で海外まで行けてしまう。すごい時代になったものです。そんな値段なので客層もやはり若い人たちも多いですがそれも日本人というよりマレーシア人が多いように思えます。エアアジアの機体には「Now Everyone Can Fly」って書かれているんですが、まさしく飛行機はもう先進国や金持ちの人たちだけの贅沢な乗り物じゃなくなっているんですね。インターネットが世の中を変えたっていいますが、このLCCってのも同じく人々の生活を変えたって言ってもいいと思います。

しかし、ここで疑問が一つ。こんなに安く手軽に海外に行けるというのに、何故日本の今の若者は海外旅行に興味がなくなったと言われてるんでしょうね。気軽すぎるから逆に憧れがないのか、携帯電話の料金を払うためお金に余裕がないのか…、不思議ですよね。まぁ、僕などが考えても答えは出ないんですが、およそ7時間半のフライトの間暇なんでつらつらと考えておりました。

そう、LCCの弱点、それは最低限のサービスしかないということです。海外旅行での機内のお楽しみ映画の上映もないんのです。お金を出せば食べられますが、機内食ももちろん出ません。安いのはそれなりの理由があるんですよね。暇だ暇だ~。でも、エアアジアよく考えてます。お金をかけなくてもできるサービス。それはキャビンアテンダントの お姉ちゃんたちが若い若いギャルだちだということ。そして、そんなぴちぴちのね~ちゃん達が真っ赤なそしてまさしくぴちぴちの制服に身を包んでいます。そして、化粧はばっちり。ここはキャバクラ?とも思ってしまいます。いいね~。時間よ止まれ。

飛行機は夜の11時半くらいに無事クアラルンプールに到着。入国審査を受け、預けていた荷物を引き取ると、ゆうに12時に回っていました。空港から市内までは1時間ほどかかるし、こんな時間から宿探しをするのも憂鬱なので、空港の出発ロビーで寝転がり朝まで過ごすことになりました。こんな夜遅くに着く。安いのには安いなりの理由があるんです。 

クアラルンプールは過去何度か来たことがあり名所もほとんど見ていて、旅が始まったばかりなんですが今更観光する意欲は全く湧かない。
しかし、宿がある場所 はチャイナタウンにあるため美味しいものがたくさんある。だから食べることが喜びです。

さて、どんな物を食べたのか紹介しましょー!!

DSC00034

まずはこれ。

ワンタン麺です。スープがないワンタン麺なのです。茹でた麺をほんのり甘いタレにからめた物。これが美味い美味い。これを食いにここまで来たと言っても過言ではないでしょう。ちなみにこれには必ずワンタンスープがついてきます。なぜならばワンタン麺だから。

DSC00019

お次はバクテー。漢字で書くと骨肉茶でなんともおどろおどろしい感じも受けるんですが、漢方がいっぱい入ったような独特の味がします。だからか疲れた体にすごく良さそう。 

DSC00013

これは東南アジアのどこでも見かける屋台。目で見て指差すだけで注文できるから良い。これを白飯の上にのせてもらいます。この辺りは辛い物が多いかな。

DSC00036

チキンの土鍋炊き込みご飯。これをまぜまぜして食べます。一人で食べてるとなんか豪勢な感じがします。

DSC00021

朝飯はやっぱりお粥でしょ!!

DSC00014

あっ、これは食べてないですよ~。
足元に擦り寄ってきた可愛いやつ。
僕の相手をしてくれるのは動物くらいなもんですよ…。
 

DSC00048

今日はバスで5時間ほどかけてクアラルンプールからペナン島へ移動してきたのですが、今日のブログの内容は別にどうでもいい内容です。(いつものは役にたつのかと言われると困るのですが。)

ペナン島のジョージタウンにあるショッピングモールに行くと、なんとイオンがあるじゃないですか。そこをぶらぶらしてみると、なんとプリングルスがあるではないですか!!そう、あの丸い筒に入ったポテトチップス。知っている人は知っているし知らない人は知らないですが、僕はプリングルスが大好きなんです!!一度食べ始めると止まらなくなる禁断のスナック。残った分が湿気ないようにプラスティックの蓋もついているんですが、食べきってしまうのでこの蓋の意味があるのかと思ってしまうことさえあります。

そんなプリングルスなのですが、世界的なお菓子なためもちろんここにあるのは当然なんですが、問題はその値段。普通の大きなサイズのやつが日本円にすると150円くらい。ちょっとサイズが大きいやつは180円くらい。安い!!

日本とマレーシアの物価の違いを考えれば、そのくらい当然じゃないかと思うかもしれませんが、プリングルスは意外とどの国でも値段が変わらず、だいたい200円とか300円するのです。日本でも300円くらいですか?

そして、世界には日本で売っていないいろいろな味があるんですが、ここで見つけたのは「Salt & Seaweed」、そう、ノリ塩味です。こりゃ、買わないといけないでしょう。

味の方はそのままノリ塩。まぁ、一度でいいかな。でも、かなりテンションの上がった一日になりました。


はい、どーでもいい話でした。



ちなみにペナン島のジョージタウンは世界遺産にも登録されている古い街並みがのこる町です。一応、一日中なんもせずにプリングルスばかり食べてたんじゃないという証拠のために写真をアップしときます。

暑いです。

DSC00045


 

DSC00082

暑いです…。

マレーシアに着いて以来、生暖かいなとは思っていましたが、それほど日差しももきつくはなく昼間出歩いていても苦ではなかったのです。南国と言っても冬はこんなものなのかと少しなめてました。

しかし、今日は本当に暑い。あつい、アツイ、暑い、何回書いても足らないくらい暑い。今日はペナンヒルや高台にあるお寺などをめぐり精力的に歩きまくっていたのですが、くらくらしてくるくらい暑い。

こんだけ暑けりゃ辛い物でも食って汗をかかなきゃということで、昼飯はカレーを食いました。マレーシアは華僑とともにインドからの移民が大勢いるのでインド料理屋もたくさんあるのです。暑い中食べるカレーはかなり美味いですが、やっぱり暑いのには変わらない。

DSC00074

そもそもよく考えてみれば、僕はこの2年間、暑い夏を標高1600mの高さにある山小屋で働いてきたのです。そこは夏でも最高気温が20度をちょっと超えるくらいのかなり快適な場所。ということはこの2年間暑さというものを経験したことがなかったのです。

そりゃ~暑く感じない方がおかしいというもんです。もちろん今の日本の寒さも嫌ですがね。でも、暑けりゃビールが美味くなるからいいかな。いや、冬の鍋も捨てがたい。どっちがいいんでしょうかね。


そんな、僕のどうでもよい悩みとは関係なく、お寺にいた亀は気持ちよさそうに甲羅干し。

DSC00073


猫は日陰でお昼寝です。

DSC00075
 

DSC00063

ペナン島に来るのは、実に約20年ぶりなんです。前回来たのは、大学生時代の卒業旅行で幼なじみの友達と約40日間ほどでタイからバリ島まで旅した時です。ちなみにこれが僕が誰かと一緒にした唯一のバックパッカーの旅です(旅の途中で知り合いしばらく一緒に旅をしたことを除く)。まぁ、男同志でしたが、なかなか仲良く旅できたのではないかと。友達が熱を出した時には栄養をつけてもらおうとドリアンを買ってきてあげた僕の優しさがあったからだと思います。何故か友達は「気分の悪い時にこんな臭いものを食えるか~!!」っと怒ってましたがね。

そんなペナン島なんですが、20年たちどう変わったのか。 実は昔はどんなんだったかほとんど覚えてないんです。夜、美味い屋台のラーメンを食った、レンタルバイクで二人乗りをして島をぶっぱなした、夜に映画館でジムキャリー主演の映画「ダム&ダマー」を見て大笑いした、なんて場面を断片的には覚えているんですが、町の印象はほとんどないんです。確かにペナン島自体にはまたいつか絶対訪れたいってほどの魅力を感じていなかったことは事実ですが。

でも、今回より楽しんでいたことには間違いない。それは若かったからか、友達と一緒にいたからか、旅の経験が少なかったからなのか。そう考えるとなんか寂しいね~とまだ旅に出て一週間ほどで思います。










 

↑このページのトップヘ